2012年08月08日
施設園芸現場でのゼロエネ空調実証
当社で開発中のゼロエネ空調システムは、自然エネルギーを使った熱交換ユニットと熱源により実現されるため、昨年度、26種類の実験を行い各ユニットの実効性を確認しました。
その中で、さらに実際にニーズのある現場で実証するためのユニットとして「貯水タンクによる温室内省エネ冷暖房システム」を取り上げ実用版を開発しております。
昨年度開発した技術を使って、ほんの少量の電気利用だけで(ファンをまわす電力 3W程度)、雨水を使った貯水タンクを熱源に施設園芸の温室内の夏季の冷房と冬季の暖房を実現しようとしております。
施設園芸の分野で夏場の温室内の暑さ対策は従来より有効な対応策がなく、多くの農家さんが夏場は栽培を避けているのが実情です。
また、冬場は作物の育つ一定温度を保つため、ボイラーによる暖房を行うのが一般的ですが、数年前からの原油の高騰により施設園芸農家さんの経営を圧迫しております。
施設園芸の盛んな静岡県では、「農業における省エネルギー技術対策指針」としてヒートポンプの導入などを柱に原油高騰対策の指導をしております。https://www2.pref.shizuoka.jp/all/file_download1050.nsf/pages/EBA2D80F919BB2C9492573BE002DBFDD
ゼロエネ空調はこれらの農家さんの課題解決になることを目指しております。
その中で、さらに実際にニーズのある現場で実証するためのユニットとして「貯水タンクによる温室内省エネ冷暖房システム」を取り上げ実用版を開発しております。
昨年度開発した技術を使って、ほんの少量の電気利用だけで(ファンをまわす電力 3W程度)、雨水を使った貯水タンクを熱源に施設園芸の温室内の夏季の冷房と冬季の暖房を実現しようとしております。
施設園芸の分野で夏場の温室内の暑さ対策は従来より有効な対応策がなく、多くの農家さんが夏場は栽培を避けているのが実情です。
また、冬場は作物の育つ一定温度を保つため、ボイラーによる暖房を行うのが一般的ですが、数年前からの原油の高騰により施設園芸農家さんの経営を圧迫しております。
施設園芸の盛んな静岡県では、「農業における省エネルギー技術対策指針」としてヒートポンプの導入などを柱に原油高騰対策の指導をしております。https://www2.pref.shizuoka.jp/all/file_download1050.nsf/pages/EBA2D80F919BB2C9492573BE002DBFDD
ゼロエネ空調はこれらの農家さんの課題解決になることを目指しております。
Posted by 浜名湖国際頭脳センター夏目 at 05:56│Comments(0)